しわの種類と原因
2018.11.30

小ジワはスキンケアで改善できる!原因と対策方法を紹介

小ジワにはさまざまな原因が考えられますが、大きな原因の1つが肌の乾燥。肌の乾燥は、年齢を重ねるにつれて現れやすくなります。小ジワができる原因と悪化させないためのスキンケア方法をチェックし、年齢に応じたケアをできるようになりましょう。

小じわを気にする女性

目尻や口元などにできやすい小ジワ。「スキンケアに気を遣っているのに年齢を重ねるにつれて小ジワが増えてしまう」という悩みを抱える人も多いようです。このような場合、もしかするとお手入れの方法が肌に合っていないのかもしれません。小ジワができる原因と改善するための方法について詳しくご紹介します。

小ジワができる原因と進行プロセス

小ジワは肌の乾燥によってできやすくなりますが、そのほかのさまざまな原因で深く刻まれることがあります。まずは原因を知って、適切なアプローチを行いましょう。

乾燥による肌のうるおい不足

肌のいちばん表面にある角層は、10~20%の水分を含んでいます。ところがなんらかの原因で水分量が10%以下になると、肌がつっぱって乾燥を感じるように。うるおいを失った角層は硬くしぼんだ状態になり、小ジワとなって現れます。

肌が乾燥する原因には、

  • 気温や湿度の低下
  • 加齢
  • 間違ったスキンケア

などがあげられます。

加齢によるコラーゲンの減少

表皮の奥にある真皮では、コラーゲン線維やそれを束ねるエラスチン線維が、網目状の構造を作っています。さらに、その隙間をゼリー状のヒアルロン酸が埋めることで、ふっくらとした肌の土台が構築され、ハリや弾力を感じられるようになります。

これらの真皮成分は線維芽細胞によって産生されますが、年齢を重ねるとともに産生力は低下していきます。とくに真皮の約7割を占めるコラーゲンが減少すると、表皮を十分には支えきれなくなり、シワの原因になります。

紫外線によるコラーゲンの変性

紫外線にはUV-AとUV-Bがあります。UV-Aは、パワーは弱いものの波長が長く、じわじわと真皮まで到達。徐々にコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、変性させてしまいます。これにより肌の弾力が損なわれ、シワの原因になるのです。

一方のUV-Bは、強いパワーで表皮にダメージを与える紫外線。屋外レジャーでの日焼けやサンバーン(炎症で赤くなること)の原因になります。

表情のクセ

笑ったり顔をしかめたり、表情を動かすと皮膚がたわむことでシワができますよね。表情を元にもどせば消えるはずのこのシワが、次第に定着してしまうことがあります。

また、紫外線などの影響で刺激を受けた肌は、その部位にごく軽い炎症を起こします。すると、炎症を外敵の侵入のシグナルと勘違いした好中球(白血球の一種)が、自分の身体を守ろうと集まります。好中球は「好中球エラスターゼ」という、タンパク質を分解する強力な酵素を過剰放出し、真皮の成分を分解してしまいます。このようにして真皮の構造が崩れたところに表情による圧が加わり、シワができることがあります。

スキンケアで小ジワ対策

小ジワは正しいスキンケアで早いうちから対策することが大切です。では、具体的にどのようなスキンケアが効果を期待できるのでしょうか。

保湿力の高い化粧品で保湿する

角層の乾燥が原因の小ジワは、肌にうるおいを与えることで目立たなくなります。化粧水や乳液、美容液で丁寧に保湿ケアを行いましょう。一定の試験によって「乾燥による小ジワを目立たなくする」という効能を確認している化粧品もあります。選ぶときは、「効能評価試験済み」という記載があることを確認しましょう。

また、角層のうるおいを保つことで、紫外線などの外部刺激から肌を守る「バリア機能」が働くようになります。

シワを改善する薬用化粧品でケアする

肌をすこやかに保つために重要な保湿ケアですが、一般的な保湿化粧品の浸透範囲は表皮の角層まで。そのため、表情のクセや紫外線、加齢などが原因でできた真皮性のシワは、保湿だけでは改善できません。

化粧品で真皮性のシワを改善するには、配合成分が真皮まで浸透することが大前提。「ニールワン」という成分には、真皮成分を分解する好中球エラスターゼを抑制する働きがあります。その働きにより日本で初めて、シワを改善効果する有効成分として認められています。

紫外線対策をする

紫外線は肌のコラーゲンやエラスチンを変性させ、シワだけでなく肌の老化を引き起こします。紫外線は季節を問わず降り注いでいるため、日焼け止めやUVカット化粧下地などで1年365日対策しましょう。紫外線は窓ガラスを通り抜けてしまうこともあるため、屋内でも対策することをおすすめします。

使用する日焼け止めは、生活シーンに合わせて選びましょう。SPFはUV-Bを、PAはUV-Aを防ぐ目安となる指数です。

通勤や買い物などの日常生活
SPF20~30 、PA++~+++が目安。
夏の屋外レジャー、スキー場など
SPF50~50+ 、PA+++~++++が目安。

日焼け止めの効果をしっかり発揮させるためには、ムラなく塗ることも大切。パッケージに記載されている適量を顔全体に塗り、同じ量をもう一度重ねて塗るのがおすすめです。

汗をかいて日焼け止めが落ちやすいレジャーやスポーツなどのシーンでは、2~3時間おきに塗りなおすようにしましょう。

小ジワ対策で気をつけたいこと

保湿、シワを改善する薬用化粧品、紫外線対策などでしっかり小ジワ対策をしていても、ちょっとしたクセで新たに小ジワができてしまうことも…。小ジワができにくい肌を目指すために、気をつけたいポイントをご紹介します。

肌をこすらない

洗顔やスキンケアの際、つい肌をゴシゴシとこするクセはありませんか? 摩擦は角層にダメージを与え、肌を乾燥させる原因に。乾燥から小ジワへとつながっていきます。

特に目元は皮膚が薄いうえに、まばたきで頻繁に伸縮する部分。落ちにくいアイメイクは、事前に専用のクレンジングで落としておきましょう。またアイメイクのときに目元を引っぱると、シワができやすくなるので気をつけてくださいね。

肌をこすらない洗顔のポイント
洗顔料に少しずつ水を加えながら指先でかきまぜ、空気を含ませるようにしてたっぷり泡立ててから、泡を転がすようにして洗います。
肌をこすらない保湿ケアのポイント
化粧水や乳液、美容液は、適量を使うことが大切。使用量が少ないと指のすべりが悪くなり、肌を摩擦してしまいます。

スキンケアは肌をいたわるように「やさしく」行いましょう。

フェイシャルエクササイズはやりすぎない

顔のエクササイズは、表情筋の衰えによるたるみ予防に効果的です。しかし、筋肉の上には脂肪があり、その上に皮膚がはりついているため、顔の筋肉を鍛えてもしわは伸びません。また表情を無理に大きく動かすと、余計な表情ジワにもつながる可能性があります。

日常的にあまり表情を動かさない方は、気づいたときに少し口角を上げてみたりして、表情筋を動かすのもよいでしょう。また夜のスキンケアのついでに、2~3回ほどフェイシャルエクササイズをとり入れるのもおすすめです。

まとめ

乾燥が原因の小ジワであれば、保湿することで目立たなくすることができます。一方、紫外線や表情圧、加齢によって生じた真皮性のシワは、保湿だけでは改善は見込めません。保湿しても戻らないしシワには、シワ改善効果が認められた医薬部外品の薬用化粧品が有効かもしれません。

このように、シワの状態によってアプローチする方法は異なります。肌の状態に合わせた適切な方法でケアし、小じわの気にならない肌を目指しましょう。

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