部位別のしわ
2018.11.30

首のシワに年齢が現れる!?原因とケア方法を知ってシワを予防

首元のシワは多くの人が気にしていて、なんとか解消したいと思っていることでしょう。原因は、加齢やスマホを見るときの姿勢、紫外線などさまざまです。シワができる原因を説明し、改善・予防するための方法をご紹介します。

首のシワを気にする女性

年齢を重ねると、顔だけでなく首のシワも気になることがありますよね。首元のシワは、メイクでごまかすことが難しいもの。シワが深くなる前に、早めの対策を打っておきたいところです。

では、首のシワはどう対処すればよいのでしょうか。シワができる原因と改善方法をご紹介します。

年齢とともに首にシワができる理由

首の皮膚はもともと、身体の他の部位と比べて薄いといわれています。また、皮膚は外側から表皮・真皮・皮下組織と分かれていますが、なかでも肌にハリや弾力をもたらしている真皮のコラーゲンは加齢とともに減少し、シワやたるみの原因に。そのほかにも、肌が乾燥したり、紫外線を浴び続けるとシワができやすくなります。

また、骨格による影響もあります。首の皮膚の下には頚椎(けいつい)という首の骨やそれに沿って並ぶ軟骨が並んでおり、その凹凸で皮膚がたるみ、シワができやすくなります。

シワを作る外的要因

加齢に加えて首のシワを作らせる大きな要因として、乾燥と紫外線があげられます。

肌の乾燥

空気が乾燥する冬やエアコンの効いた室内で、顔の乾燥が気になるという人も多いことでしょう。首も顔と同様に乾燥が気になる部位です。特に首元は衣服やアクセサリーとこすれたり、紫外線が当たったり、汗が刺激になることで乾燥が進み、シワの原因となることがあります。

日中の紫外線

肌は紫外線を浴びると、真皮のコラーゲンを分解する酵素を作り出してしまいます。その状態を長期間続けていると真皮は衰え、シワやたるみを引き起こすことになるのです。

外出の際に紫外線対策を行う人は多いと思いますが、それだけでは十分とはいえません。紫外線の1種であるA波(UV-A)は窓を突き抜けて室内にも侵入します。そのため、屋内にいるときでも日焼け止めを塗るなど、紫外線対策が必要です。

首のシワを作る生活習慣

首のシワは生活習慣の積み重ねによってもできやすくなります。無意識のうちにクセになっていたり、考えずに以下のような行動を行っていないかチェックしてみませんか。

スマホ操作中の姿勢の悪さ

長時間スマホを操作していると、ついうつむき気味になったり猫背になったりします。そうした姿勢の悪さも、首のシワを増やす原因になります。

本来であれば頭の重さは全身で支えるものですが、首が前に出ていると重い頭を首の筋肉だけで支えることに。そうなると、首には大きな負担がかかってしまいます。

姿勢の悪化を防ぐためには、スマホを目の高さに持ってきて使用するようにしましょう。そうすることで、目線が下がるのを防ぎ、首の前傾も抑えることができます。猫背はクセとして染み付いている可能性があるので、日頃から正しい姿勢を意識しましょう。

枕の高さが合っていない

人は1日の約3分の1を寝床で過ごします。枕が高いと、あごを引いた姿勢が続いて首にシワが寄り、定着するおそれもあります。だからといって枕を使わないと、肩や首が凝って睡眠の質が低下してしまうことも。

立っているときの姿勢に近い自然な寝姿勢を保つには、敷布団(ベッドマット)と首の角度が5度になるのが理想とされています。このとき首の後ろと敷布団の間は、人によって異なりますが、1cmから6cmの範囲になります[1]。その高さを保てるような枕を選んだり、専門店で身体にあった枕を作ったりするのもよいでしょう。

また、高さだけでなく、深めに頭を乗せて頭全体の重さを枕で支えることも意識しましょう。

首のシワを予防・改善する方法

乾燥によって表皮に現れる細かい小ジワであれば、スキンケアで保湿することで目立たなくできます。しかし、くっきり刻まれた深いシワになればなるほど、スキンケアでの改善が難しくなっていきます。シワができてから対処するのではなく、できる前に予防していきましょう。

基礎化粧品で首まで保湿ケアを

化粧水やクリームでスキンケアをするときは、顔だけでなく首までお手入れするようにしましょう。デコルテ専用のコスメを使用するのもおすすめです。

また夏になると、首に汗をかきやすくなりますよね。かいた汗を放置していると、刺激により肌荒れを起こし、肌の乾燥にもつながります。汗をかいた後は、濡れたおしぼりなどでやさしく拭き取り、保湿ケアを行いましょう。

紫外線対策

紫外線から肌を守るためにも、日焼け止めは1年を通して活用しましょう。そして、顔だけでなく首やデコルテまでしっかりとなじませることがポイントです。

首に塗るときは適量を手にとり、首の2箇所、鎖骨付近の2箇所に置いてから、首から胸元へ向かって伸ばします。首の後ろ側にもなじませるのを忘れないようにしてください。

さらに、襟のあるシャツを着用したり、ストールを巻いたりして、直射日光を浴びないように気をつけましょう。

シワ改善効果のある薬用化粧品を使う

首専用というわけではありませんが、シワの改善には、厚生労働省によってシワ改善効果が認められた成分を配合した薬用化粧品を使用する方法もあります。現在までに「ニールワン」「純粋レチノール」などの成分が開発されています。

特にニールワンは、紫外線をよく浴びる場所や、くり返し皮膚が折れ曲がる場所に起こる微弱な炎症に着目して開発された有効成分です。炎症部位に集まってくる好中球(白血球の一種)が放出する、好中球エラスターゼというタンパク質分解酵素の働きを抑えることで、真皮のコラーゲンなどタンパク質の分解と生産のバランスを整える働きがあります。

マッサージをとり入れて効果アップ

首のシワの改善・予防に効果的なマッサージをご紹介します。入浴後やスキンケアの最後などに、クリームを塗って指のすべりをよくしてから行いましょう。

1. 親指以外の4本指をそろえて、右耳の下には左手の指を、左耳の下には右手の指を添える

2. 添えた指を使って、首筋に沿って円を描くようにおろす

3. 指を鎖骨までおろしたら、鎖骨の下側に沿って肩まですべらせる

マッサージの際、力を入れすぎたり皮膚を引っ張ったりすると逆効果になるので、注意しましょう。

まとめ

首のシワは年齢とともに気になるものですが、加齢だけでなく日ごろのスキンケア不足や生活習慣が影響するケースもあります。

近年は首のシワの改善に役立つよい有効成分も開発されるようになってきています。こうした有効成分が配合された化粧品を使う場合でも、毎日の保湿ケアや紫外線対策、姿勢の見直しなどをあわせてとり入れていくようにしましょう。

参考文献

  1. [1]有竹 清夏. 快眠のためのテクニック -よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係. 厚生労働省e-ヘルスネット https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-003.html(参照2018-10-17)

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