セルフケア
2018.10.18

乾燥は肌トラブルのもと!おすすめの乾燥対策を紹介

肌は一年を通して、乾燥の危機にさらされています。「たかが乾燥だから」とそのままにしておくと、新たな肌トラブルへと発展し大変なことに…。そうなる前にやっておきたい乾燥対策について紹介します。

乾燥対策をする女性

きちんとスキンケアをしたはずなのに、数時間経つと肌がカサカサしてきたり、鏡を見るとうっすら小ジワらしきものを発見したり…。最近、10~20代の頃にはあまり感じなかった乾燥や小ジワなどの肌トラブルが気になることはありませんか?

これまで気にならなかった肌の乾燥に悩んでいる人にこそ知って欲しい、乾燥の原因やその改善方法をご紹介します。

肌が乾燥してしまう原因は?

肌が乾燥してしまう原因は、空気の乾燥によるものだけではありません。加齢や睡眠不足といった内的要因、紫外線や間違ったスキンケアといった外的要因など、多岐に渡ります。

加齢による保湿物質の減少

うるおいのある肌は、肌のもっとも外側にある角層に天然保湿因子(NMF)やセラミドが十分にあり、水分を保っています。角層の表面では皮脂が膜を作り、肌の内側から水分が蒸発するのを防いでいます。角層はうるおいを保つことによって、紫外線など外部の刺激から肌を守る「バリア機能」の働きをも担っています。

しかし年齢を重ねると、天然保湿因子(NMF)やセラミド、皮脂を作り出す力は低下。水分が少なくなった角層は硬くなり、ごわつきやくすみ、小ジワなどさまざまな肌悩みが現れるようになります。

紫外線による乾燥の進行

紫外線は肌の大敵。肌の表面に作用して日焼けを起こすほか、シミやそばかす、シワやたるみなどの原因にもなります。

くり返し紫外線を浴びた肌は、紫外線からのダメージを、角層を急速に厚くすることで防ごうとします。また、紫外線の影響によりコラーゲンやエラスチンの生成が減少し、保水力が低下するので、より乾燥が進んでしまいます。

エアコンの冷暖房による乾燥

室内でエアコンを使用すると湿度が低下し、乾燥しやすくなります。エアコンの送風が肌に直接当たることでも、乾燥が進みます。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーとは、肌の生まれ変わりのこと。ターンオーバーの周期が長くなると、古くなった角層の細胞がいつまでも肌の表面に残って乾燥が進みます。一方、周期が短すぎると、天然保湿因子(NMF)やセラミドが十分ではない角層がどんどん作られてしまい、やはり乾燥の原因となります。

紫外線や乾燥のほか、次にご紹介する生活習慣の乱れによって、ターンオーバーの周期は簡単に乱れるおそれがあります。

生活習慣の乱れ

寝不足や偏った食生活、ストレス、血行不良、間違ったスキンケアなどを続けていると、すこやかな肌が作られにくくなり、肌の乾燥が進みます。

寝不足は、肌細胞の修復や再生に必要な成長ホルモンの分泌量の減少につながります。偏った食生活を続けていると、肌に必要な栄養素が十分に摂れなくなります。また、ストレスを受けると血管が収縮し、肌に必要な酸素や栄養が行き渡らなくなることも。

さらに、洗顔・メイク落としのときのゴシゴシ洗いや皮脂の取り過ぎなども、肌を乾燥させる要因となります。

乾燥が引き起こす肌トラブルは?

さまざまな要因によって引き起こされた肌の乾燥が原因となり、新たな肌トラブルが発生してしまいます。20代の頃とは少し違う肌トラブルにはどのようなものがあるのでしょうか?

乾燥によるくすみ

角層の水分量が低下して硬くなると、肌表面のキメも乱れて細かい凹凸ができてしまいます。そうした状態では光をきれいに反射することができず、全体的にくすんで顔色が暗く見えるようになってしまいます。

乾燥による小ジワ

角層に十分な水分が保てなくなると、肌表面がしぼんだようになりハリが低下。浅いシワやちりめん状のシワが目立つようになります。

肌荒れ・カサつきによるかゆみ

乾燥した肌は、角層のバリア機能も低下した状態です。外部刺激やアレルギー物質が内部へ入り込み炎症やアレルギー反応を引き起こしてしまうため、カサつきやかゆみ・赤みなどの症状がでてしまう場合があります。

大人ニキビ

肌が乾燥すると角層が厚くなり、皮脂が分泌される毛穴をふさぎやすくなります。そこに皮脂が詰まると、ニキビが発生します。大人のニキビは思春期のニキビとは異なり、皮脂が少ない部分にもできやすいのが特徴です。

肌にうるおいを取り戻すには?

乾燥による肌トラブルを防ぐためには、日頃のスキンケアが大切になってきます。肌はターンオーバーを繰り返しているため、うるおいを取り戻すのに遅すぎるということはありません。それでは、どのようなことを注意してケアしていけばいいのでしょうか?

毎日のスキンケア

まずは基礎となるスキンケア方法を見直しましょう。

クレンジング剤はやさしくメイクとなじませてすばやく洗い流します。洗顔は、まずたっぷり弾力のある泡を作り、指が肌に直接当たらないよう、泡をクッションにして洗います。どちらも肌をゴシゴシ摩擦しないように注意し、すすぎはぬるめのお湯で行いましょう。

洗顔後の肌は水分が失われやすい状態なので、すぐに保湿ケアに移りましょう。化粧水と乳液を肌になじませ、水分と油分をバランスよく補います。

年齢を重ねた肌は、天然の保湿物質が減少しています。美容液やクリームで代わりとなる保湿成分を補ってあげることも大切です。高保湿スキンケア、エイジングケアなどの表記に注目して選び、基本のケアに取り入れるのもよいでしょう。

乾燥に応じてスペシャルケアも

肌がとても乾燥しているときや、空気が乾燥した季節は、基本のケアに加えてスペシャルケアも取り入れましょう。たとえば、化粧水をたっぷり含ませたコットンを薄く裂いて肌に5分ほどのせるコットンパックや、美容成分をたっぷりしみこませたシートマスクなどがおすすめ。

加湿で室内の乾燥対策をする

室内での肌乾燥を防ぐ方法として加湿器のほかに、水を入れたコップや植物を置くなどの簡単な方法でも効果があります。

肌のターンオーバーを正常にする

肌の生成や再生を促すために十分な睡眠時間をとるなど、健康的な肌を作るための環境を整えていきましょう。代謝や血流を促すためにウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を取り入れるのもおすすめです。

バランスの良い食生活で肌に必要な栄養素を摂る

肌細胞の材料となるタンパク質と、日頃から不足しがちなミネラルやビタミンを積極的に摂ることが大切です。

  • ビタミンA(β-カロテン)…肌や粘膜をすこやかに保つ。緑黄色野菜など
  • ビタミンB群…肌のターンオーバーを促す。うなぎや卵、かつお・まぐろ、乳製品など
  • ビタミンC…肌のコラーゲン合成に役立つ。赤ピーマンやブロッコリー、柑橘類など
  • ビタミンE…身体の酸化を防ぎ、血行を促す。アーモンドやアボカド、たらこなど
  • 亜鉛…肌や粘膜をすこやかに保つ。かきやうなぎなど

1日3回の食事でできるだけ多くの食材をとり入れ、すこやかな肌づくりに生かしましょう。

肌にダメージを与える紫外線対策も忘れずに

紫外線は季節や天候を問わず降り注いでいるため、一年を通して日焼け止めで肌を守る必要があります。

地上に届く紫外線には、肌の奥まで届いて真皮の構造にダメージを与えて乾燥の原因となるA波(UV-A)と、肌の表面にダメージを与え、ターンオーバーに乱れを生じさせて乾燥を引き起こすB波(UV-B)の2種類があります。UV-Aは窓を通過して室内にも降り注ぐため、外出しない場合も対策を心がけましょう。

UV-Aから肌を守る目安となる「PA」は+の数で表示されており、数が多いほど効果が強いと言えます。UV-Bから肌を守る目安は「SPF」で示され、50までは数値で、それ以上は50+と表示されています。ほとんど屋内で過ごし、短時間の散歩をするときは「SPF20・PA++」、炎天下でレジャーを楽しむときは「SPF50+・PA++++」など、生活シーンに合わせて選びましょう。

まとめ

肌が乾燥しているとバリア機能も低下し、大人ニキビや肌荒れ・かゆみなどの肌トラブルが絶えないばかりか、シワやたるみの原因になることもあります。加齢による保湿力の低下も、適切なお手入れを続けることでよい状態を保つことができます。一年を通してしっかりと乾燥ケアをしていきましょう。

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